井岡一翔が一夜明け会見、V2戦は大みそかに照準
2015年9月28日 19時02分
2015年9月28日 17時17分
「落とせない防衛戦に勝つことができて、ホッとしています。(田中恒成と)日本人同士の統一戦ができればいいですね」 大阪のIBF世界ミニマム級タイトル戦で原隆二(大橋)の挑戦を会心の8回TKOで撃退しV2を果たした王者高山勝成(仲里)が、一夜明けた28日昼、大阪・大正区の仲里ジムで中出博啓トレーナーとそろって記者会見に臨み、改めて試合の感想と今後の抱負を語った。
黒いサングラスの裏には、試合で負った左目上の傷口が隠されている。試合後深夜に大阪府内の病院で手当を受け、計14針の縫合手術を受けたという。これが今後の日程に影響する可能性も、現時点では否定できない。
次の試合は今年の大晦日に計画されるWBO王者田中恒成(畑中)とのチャンピオン統一戦。これは田中側の希望でもあり、また高山、中出の師弟コンビの希望でもある。なんとしても実現させたいとしているが、これには乗り越えなくてはならないふたつの問題がある。ひとつは、次の試合まで3ヵ月で傷が完治するのかどうか、そしてもうひとつが、IBFの指名試合を先送りできるかという点だ。
高山は今回の原戦を決めたと同時にIBFから9月中にホセ・アルグメド(メキシコ=現8位)相手の指名防衛戦を行うよう指示され、これを「ハードな交渉」(中出氏)の末に先延ばしした経緯がある。再度の先延ばしが認められるかは分からない。選択肢のひとつとしてIBFベルトを返上して田中戦を挙行する案もあるというが、「統一戦のために指名戦を回避したと言われるのもいや」(中出氏)。「アルグメドが2月か3月まで待ってくれたらいいのですが」と高山。それほど田中戦を優先させたいという思いが強いのだ。
愛知の高校に在学する学生でもあるチャンピオン、試合が田中の地元である名古屋で計画されていることについても、アウェイの気持ちはしないという。V2を果たして、さっそく「学校に行って勝利報告したい」と語っていた。学校の行事にもなるべく参加したいというチャンピオンだが、暮れの試合が決まれば、11月に予定される修学旅行に参加するのも難しそう。
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