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レベデフがカヨデTKO、ポベトキン12回ストップ勝ち

2015年11月5日 13時34分

 ロシアのカザンで4日行われたWBA世界クルーザー級タイトルマッチは王者デニス・レベデフ(ロシア=写真左)が挑戦者3位ラティーフ・カヨデ(ナイジェリア)を8回TKOで撃退。4度目の防衛に成功した。

 序盤3ラウンズは拮抗。4回、カヨデの右ガードの低さを突いてレベデフの左がヒット。それでも“パワー”のニックネームを持つカヨデを警戒して以後レベデフは慎重に対処。しかし7回、相手のグローブの上に放った王者の右フックでカヨデがダウン。余勢をかってレベデフは8回、激しくチャージ。左で倒すと、挑戦者はダメージが大きい。追撃でダウンを追加したレベデフがなおも襲い掛かると、スティーブ・スモーガー主審が割って入った。

 レベデフ(35)は28勝21KO2敗。カヨデ(32)は21勝16KO1敗と初黒星だが、対戦したルイス・オルティス(キューバ)とアントニオ・ターバー(米)が試合後の薬物検査でアウトになり、2つの無効試合がある。

 同日のメインにはWBCヘビー級1位アレクサンデル・ポベトキン(ロシア=写真右)が出場。ウラジミール・クリチコに挑戦歴があるポーランド人マウリシュ・ワフ(WBC11位)を迎えてWBCヘビー級シルバー王座の防衛戦。クリチコとフルラウンド戦ったワフのタフネスに手を焼いたものの、カット(鼻と左目)による最終12回TKO勝ち。元WBAレギュラー王者ポベトキンは、WBC王者デオンタイ・ワイルダー(米)挑戦に近づいた。

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