粉川拓也が2度目の王座初防衛、林徹磨またも届かず
2015年11月5日 21時05分
2015年11月5日 16時37分
元2階級制覇王者の亀田大毅が5日、渡航先の米国から帰国。成田空港で報道陣の取材に応じ、自らの口で引退を表明。「最高のボクシング人生だった」と語った。
大毅は10月16日にシカゴで兄興毅が河野公平(ワタナベ)に挑んだ世界戦を応援し、メキシコで弟和毅の結婚式に出席、その次はニューヨークで自身の結婚式を挙げるという慌ただしいスケジュールをこなして帰国。開口一番「けがが一番の理由(左目の網膜剥離)。ボクシングにけがはつきものですけど、新しい家族もできたし、片目だけでは厳しいですから」と引退の理由を説明した。
IBF世界S・フライ級王者だった2013年12月、WBA王者リボリオ・ソリス(ベネズエラ=計量失格で前日に王座はく奪)との統一戦に敗れ「負けた瞬間に辞めようと思った」という。しかしこの試合で“負けても王者”問題が勃発し「迷惑をかけた家族、周囲の人たちのために、もう1回真剣にボクシングをやろうと思った」と再起を決意。和毅と米マイアミ、メキシコでトレーニングを積み、心身ともに手ごたえを感じていた矢先に左目が見えなくなり、網膜剥離と診断された。
その後3度の手術を受けて9月にアメリカで復帰戦を行ったが、1年9ヵ月ぶりの試合は、相手が無名選手だったにもかかわらず1-2判定負けに終わった。「9月の試合はリングに上がるのが怖かった。ああいう感覚は初めてだった」と試合前に引退を決意していた事実を明かした。通算戦績は29勝18KO5敗。
亀田3兄弟の次男として2006年のデビューから注目を集め、世界初挑戦となった内藤大助戦では反則行為で1年間のライセンス停止処分を受けるなど平坦なボクシング人生ではなかった。それでも大毅は「(ボクシング人生は)亀田大毅としては完璧。世界チャンピオンにはなれないと言われていて、2回もチャンピオンになれるとは思はなかった」と満足顔。今後は「世界は広いということがわかった。こらから新しい夢を見つけたい」と語った。
亀田家は長男の興毅が10月16日、シカゴで河野に敗れた直後に引退を発表。現在無冠の三男和毅は海外を拠点に活動を続けている。
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