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パッキアオ144、コット145 賭け率は3-1

2009年11月14日 16時23分

 明日ラスベガスのMGMグランドで行われるビッグファイト、マニー・パッキアオ(フィリピン)-ミゲール・コット(プエルトリコ)の計量が、前日13日(現地時間)同会場で行われ、両者とも無事パスした。
 計量といえどもフィリピン人、プエルトリカンでぎっしり埋まり、入場できないファンもかなりいたほど。先にハカリに乗ったパッキアオは144ポンドを計測し、無事パス。この試合で保持するWBO世界ウェルター級王座を防衛するコットは、ウェルター級リミット2ポンドアンダーの145ポンドだった。
 試合の契約ウェイトでパスしたコットだが、ハカリに乗った途端にOKが出たため、パッキアオ陣営のフレディ・ローチ・トレーナーがやり直しを要求。激しくコットに迫ったが、幸いにも騒動には至らなかった。
 賭け率は直前で3-1でパッキアオが支持されている。
 同じリングでは石田順裕(金沢)が暫定王者に君臨するクラスの正規王座戦があり、WBA世界S・ウェルター級王者ダニエル・サントス(プエルトリコ)、1位挑戦者ユーリ・ファアマン(ベラルーシ)ともリミットの154ポンドでパスしている。(三浦勝夫)
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