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体重軽すぎて試合中止の珍事 四日市の4回戦

2009年11月9日 15時50分

 8日の四日市の前座試合で“珍事”が発生。同日行われる予定だった佐々木泰彦(鈴鹿ニイミ)と西脇寿晴(KOZO)の4回戦は佐々木が体重を作れずに中止されたが、これはよくあるウェイトオーバーが理由ではなく、逆に体重が軽すぎたため。
 52キロの契約ではあったが、前日計量での佐々木のウェイトは何と48・5キロ。当日の再計量ではさらに下がっていたため当事者たちが協議の結果、中止となった。
 出場の両選手の体重差があまり開き過ぎる場合は試合ができないとルール(第83条)で決められており、この階級だと「3ポンド(1.35キロ)以内」と制限がある。これ以上差が開いてもJBCが特別の許可をもらえば試合OKとなるが、契約より3.5キロも軽くては、中止せざるを得なかった。
 しかし佐々木は昨年の2試合をミニマム級で戦い、5月の前戦も50キロ契約でありながら48.6キロでリングに上がっている。試合を組む前の段階で無理がなかっただろうか。

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