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ロマゴン&フューリー、母国でスポーツMVP受賞

2015年12月22日 11時51分

 世界では2015年のビッグマッチが終了し、各国で今年活躍した選手が栄誉を称えられている。WBC世界フライ級王者ローマン“チョコラティート”ゴンサレス(ニカラグア)はニカラグアのスポーツ記者協会が選ぶ年間最優秀プロアスリート賞に輝いた。

 ゴンサレスは2015年、アメリカのリングに2度上がるなど3戦して全KO勝利。戦績を44勝38KO無敗に伸ばし、パウンド・フォー・パウンド最強に推す声はさらに増している。ゴンサレスはニカラグア記者協会のMVPのほか、スペイン語系スポーツ局ユニヴィジョン・デポルテスからも表彰を受け、マイアミで開かれたセレモニーに出席した(写真)。

 ヘビー級統一王者ウラジミール・クリチコ(ウクライナ)を番黒わせで下し、3冠を手にしたタイソン・フューリー(英)は、国営放送局BBCが主催するスポーツ・パーソナリティ・オブ・ザ・イヤー(英国スポーツ選手の年間MVPに相当)を受賞。女性や同性愛者に関する発言が物議を醸しているお騒がせ男フューリーだが、ベルファストで行われた式典では「私はだれも傷つけるつもりはなかった」と殊勝に謝罪した。

 オスカーデラホーヤ氏率いるゴールデン・ボーイ・プロモーションズはミゲール・コット(プエルトリコ)とのスター対決を制してWBC世界ミドル級王座を獲得したサウル“カネロ”アルバレス(メキシコ)をMVPに選出。精力的にイベントを開催しているプレミア・ボクシング・チャンピオンズは、WBA世界ウェルター級王者キース・サーマン(米)を年間最優秀選手に選んだ。

 今後は米国で最も権威のあるBWAA(全米ボクシング記者協会)の年間表彰選手などが発表される予定。日本では年末の世界戦ラッシュが終わったあと、運動記者クラブなどボクシングメディアが年間賞の選考を行う。Photo/BoxingScene.com

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