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石田匠が日本SF級V4、山本隆寛はOPBF初防衛

2015年12月31日 19時07分

 エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館)のダブル世界タイトルマッチの前座で2つのタイトルマッチが行われた。日本S・フライ級タイトルマッチは王者の石田匠(井岡)が挑戦者5位の大塚隆太(18鴻巣)に4回TKO勝ち。V4を達成した。OPBFバンタム級タイトルマッチは、王者の山本隆寛(井岡)が挑戦者12位のストロング小林佑樹(六島)を2回TKOで下し、初防衛に成功した。元WBA世界ミニマム級王者で、現WBA&IBF世界L・フライ級3位の宮崎亮(井岡)はタイ人選手に快勝した。

大塚を圧倒して日本タイトル防衛の石田(右)

◇日本S・フライ級タイトルマッチ
石田匠(井岡)[TKO4回1分13秒]大塚隆太(18鴻巣)
 石田は初回に右ストレートで大塚をキャンバスに送り、さらに右でダウンを追加。圧倒的優位に立った2回にも右フックでダウンを奪った。4回に右を効かせ、畳み掛けたところで主審がストップ。同時に大塚陣営からタオルが投入された。石田は「4回目の防衛で、このベルトとはおさらばしたい。来年は世界に出ていきたい」と宣言した。戦績は21勝11KO無敗。大塚は2013年11月、当時の日本チャンピオン帝里木下(千里馬神戸)に敗れて以来2度目のタイトル挑戦に失敗。15勝5KO9敗2分。

◇OPBFバンタム級タイトルマッチ
山本隆寛(井岡)[TKO2回1分6秒]ストロング小林佑樹(六島)
 8月に川口裕(グリーンツダ)とのダイレクトリマッチに勝利してベルトを巻いた山本の初防衛戦。出だしはタイトル初アタックの小林が勢いよく左フック、左ストレートで王者に迫ったが、山本はラウンド終盤には挑戦者の動きを見切り、左フックをきれいに決めて小林をキャンバスへ。再開後にさらに左フックを合わせてダウンを追加した。2回が始まると小林は打って出たが、打ち合いで山本の右ストレートが決まり小林がダウン。山本は立ち上がった小林を攻めたて、4度目のダウンを奪ってフィニッシュした。山本は17勝14KO4敗。小林は9勝5KO5敗。

山本隆寛「ストロングは気持ちが前に出てきていましたが、僕の方がストロングでした。8月にタイトルを必死で獲ったので、みんなの前で結果が出せてうれしい。左が少なく、もっと仕掛けていかねばと反省しています。左のバリエーション、組み立てを練習してさらに成長、世界を目指します」

◇L・フライ級8回戦
宮崎亮(井岡)[KO3回2分19秒]トンチャイレック・チャイヨンジム(タイ)
◇S・フライ級8回戦
橋詰将義(井岡)[TKO4回14秒]ケン・メナヨーシン(タイ)

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