ゴロフキンがサンダースに統一戦オファー
2016年1月4日 15時36分
2016年1月4日 11時48分
WBC世界S・フェザー級王者のフランシスコ・バルガス(メキシコ=写真)がスポーツ専門局ESPNなどのインタビューに応じ、昨年11月の三浦隆司(帝拳)戦と今後の抱負を語った。この試合はESPNを始め米国メディアがこぞって2015年の年間最高試合に選出している。
31歳のバルガスは2008年の北京五輪メキシコ代表。将来を期待された実力者ながら、三浦戦前までの知名度はそれほど高くなかった。あの一戦で一気にブレイクしたバルガスは「私の試合が人々に評価されてとてもうれしい。キャリアの中で最も厳しい試合だった。三浦はタフで偉大なファイターだった」とまずは喜びを口にした。
バルガスが逆転KO勝利を決めたのが9回のこと。8回までのスコアはジャッジ2人が77-74、76-75で三浦を支持し、残りが75-75のイーブン。ポイントでリードされ、右眼のカットでストップ負け寸前だったバルガスは「スコアカードのことは知らなかった。心配していたのは、カットで試合が止められるのではないか、ということ。コーナーもそれを心配していた。もうあとがなかった。私は9回にすべてをかけた」。勝負をかけた9回、右を決めて逆転勝ちにつなげたのである。
この試合は、05年にディエゴ・コラレスがホセ・ルイス・カスティーリョと対戦し、10回に2度ダウンを奪われながら逆転KO勝ちしたWBO・WBCライト級王座統一戦と比較される。バルガスは「あの試合は良く覚えている。とてもドラマティックでエキサイティングな試合だった。比べられるとしたらとても栄誉なことだ」と語った。
三浦戦の映像を家族と一緒に何度も見たというバルガス。次戦はまだアナウンスされていないが「2016年は何度か防衛戦をしたい。できれば統一戦をしたい」として、WBO王者ローマン“ロッキー”マルティネス(プエルトリコ)の名前を挙げた。期待される三浦(WBC1位)との再戦も含め“年間最高試合男”の2016年に注目が集まる。
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