2014年に続く第2回WBC女子コンベンションが27日からメキシコ国境の町ティファナでキックオフ。28日には会場のグラン・ホテルで世界各地からの参加者を前にマウリシオ・スライマン会長、州知事に続き、主催の地元サンフェル・プロモーションズ社長フェルナンド・ベルトラン・プロモーターが開幕の挨拶を述べた。

　コンベンションにはメキシコを代表する選手で地元の前女子S･バンタム級王者ジャッキー・ナバ、をはじめ、スリナ・ムニョス（S･フライ級）、イベス・サモラ（L･フライ級）、アナベル・オルティスら同国の現役チャンピオンたちが出席。日本からも3階級制覇の藤岡奈穂子（WBOバンタム級王者＝竹原&畑山）が駆けつけた。また米国からはモハメド・アリ氏夫人ロニー・アリさんが出席し、セレモニーを盛り上げた。

　現地時間の明日29日は同ホテルが会議が行われ、最終日30日はティファナ近郊ロサリートの“総会ファイト”で締めくくる。メインはWBC女子バンタム級王者ジャスミン・リバス（メキシコ）がキャサリン・フィリ（ザンビア）と防衛戦。セミでカネロ兄ラモン・アルバレス（メキシコ）がジェームズ・ウィンチェスター（米）と10回戦。Photo/Zanfer Promotions