原田門戸が世界ランカーに惜敗、グローブス再起
2016年1月31日 17時38分
2016年1月30日 22時32分
WBC&IBF世界ミドル級5位の村田諒太(帝拳=写真)が30日、中国の上海オリエンタルスポーツセンターのリングに上がり、162ポンド契約10回戦で、ガストン・アレハンドロ・ベガ(アルゼンチン)に2回2分23秒KO勝ち。デビューからの連勝を9(6KO)に伸ばした。
182センチの村田は、175センチと背の低いベガに対し、スタートから鋭いジャブを放っていった。村田の圧力を受けたベガは下がりながらジャブを打つボクシングとなり、得意の荒々しいパンチを打つことができない。好スタートを切った村田はラウンド中盤、右ストレートを打ちおろし、これをテンプルに食らったベガがキャンバスに崩れ落ちた。
立ち上がったアルゼンチン人は右アッパーを村田に決めるなどして抵抗、このラウンドをしのいだ。しかし、村田がフィニッシュをもたつくことはなかった。2回、ボディブローも交えて攻め立てると、再び右が決まってベガがダウン。ベガは立ち上がることはできず、しばらく起き上がれなかった。
村田は昨年11月、初めて米ラスベガスのリングを踏み、ガナー・ジャクソン(ニュージーランド)に勝利したものの、サバイバルする相手を仕留め切れずに消化不良の内容に終わった。上海での試合に向けては「いままではどこか守りの気持ちがったと思う。今年はリスタートの年にしたい」と語っていただけに、決して強豪選手とはいえない相手とはいえ、しっかり仕留めたところは納得の勝利だっただろう。
村田は2013年のプロデビューから2年半で、戦績は9勝6KO無敗。「年内に世界挑戦できれば、というのがあるので、そこを見てやっていきたい」と話した。WBCスペイン語圏王者の肩書きを持つベガは24勝10KO11敗1分となった。
また、メインの登場の五輪2大会連続金メダリスト、ゾウ・シミン(中国)はナタン・サンタナ・コウチーニョ(ブラジル)に8回2分17秒TKO勝ちで、空位のWBOインターナショナル・フライ級王座を獲得。IBF世界フライ級王者アムナット・ルエンロエン(タイ)に敗れた昨年3月の試合からの再起に成功した。戦績は7勝2KO1敗。サンタナは12勝10KO1敗。Photos/SUMIO YAMADA
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