OPBF・S・ライト級チャンピオン小原佳太(三迫)の次戦が決まった。12月8日、後楽園ホールでノンタイトル10回戦に出場する。相手はロデル・ウェンセスラオ(フィリピン)。
小原は4月にジェイ・ソルミアノ(フィリピン)を4回KOしOPBF王者にステップアップ。8月には岩渕真也(草加有沢)との一戦を最終12回TKO勝ちで飾り、初防衛に成功した。今年最後となる今回はウェルター級体重での試合となる。
相手のウェンセスラオはレイテ島出身の21歳。ここまで8勝2KO9敗1分と戦績はトントン。キャリアで目立つ試合は、今年5月にレイ・ラバオ(日本で加藤善孝と対戦)のフィリピン・ライト級王座に挑んで5回TKO負け。最新10月の試合はタイでIBF・S・ライト級8位のパトムサク・パトンポートンに10回判定まで粘っている。オーソドックス型。
なお小原vsウェンセスラオ戦はセミで行われる。当日のメインはチャンピオンの益田健太郎(新日本木村)が高橋竜也(ヤマグチ土浦)を迎える日本バンタム級タイトルマッチ。