三浦隆司vsバルガス、全米記者協会も年間最高試合
2016年2月7日 10時48分
2016年2月6日 21時13分
IBF世界バンタム級5位の岩佐亮佑(セレス)が6日、後楽園ホールの「第546ダイナミックグローブ」のメインイベントに登場。124ポンド契約10回戦で、デニス・トゥビエロン(フィリピン)に7回1分42秒TKO勝ちを収めた。また2年9ヵ月ぶりに復帰した元OPBFウェルター級王者の佐々木基樹(帝拳)は宮崎辰也(マナベ)に6回KO勝ちした。
メインイベントはサウスポー対決。岩佐は鋭いジャブから左ボディブローを打ちこみ、トゥビエロンが早くも苦しそうな表情を浮かべた。トゥビエロンは2回から反撃し、左を強振して攻めていったが、スピードとリーチで上回る岩佐が優勢をキープ。中盤からはトゥビエロンを何度もコーナーはロープ際に追い込み、激しく連打を浴びせていった。
岩佐が粘るトゥビエロンがを仕留めたのは7回。左ボディブローがカウンターで決まり、比人がキャンバスにうずくまる。テンカウントが数えられた。「練習していた左ボディで倒せたのはうれしい。最後は世界チャンピオンになりたい」とアピールした岩佐は21勝13KO2敗。トゥビエロンは19勝8KO7敗2分。
◇L・フライ級8回戦
大野兼資(帝拳)[TKO8回1分45秒]滝川潤(薬師寺)
日本L・フライ級13位のサウスポー大野に対し、滝川が思い切り踏み込む積極的なボクシングを展開。しかしパンチの精度は大野が上で、滝川は徐々にダメージをためる展開となった。大野は6回に右フック、7回に左ストレートダウンを奪い、これで勝負ありと思われたが、粘る滝川は立ち上がると左フックでダウンを奪い返して場内は騒然。今度は立ち上がった大野が滝川をキャンバスに送る。結局8回に大野が攻勢に出たところで、主審がフラフラの滝川を救った。
◇S・ライト級8回戦
佐々木基樹(帝拳)[KO6回2分31秒]宮崎辰也(マナベ)
2年9ヵ月ぶりに復帰の佐々木が序盤から試合の主導権を握った。ジャブをうまく使い、右をヒット。宮崎は佐々木の右を防ぐことができず、目をまわりが腫れて徐々にダメージを蓄積していった。宮崎は左ボディアッパーを突き上げて攻勢のシーンも作ったが、6回に右を食らってダウン。カウント中にタオルが投入された。
復帰戦に勝利の佐々木は「若くないので世界を目指しますとは言えない。ただ、東洋と日本は射程距離にあると思う」と意気軒高だった。戦績は40勝25KO10敗1分。4連敗の宮崎は8勝8KO8敗1分。
◇S・フェザー級8回戦
末吉大(帝拳)[TKO5回1分18秒]マルボン・ボディオンガン(比)
末吉は荒っぽくパンチを振ってくるボディオンガンに対し、ボディ攻撃でペースを引き寄せ、右ストレートにつなげた。5回に右を決めて畳み掛けたところでストップ。末吉は11勝7KO1敗。ボディオンガンは12勝10KO4敗2分。
◇フェザー級8回戦
佐々木洵樹(帝拳)[KO2回2分1秒]チョクサウィー・チャムナンタン(タイ)
サウスポーの佐々木が長身のタイ人を圧倒。2回に左ストレートを効かせ、さらに左を浴びせて試合を終わらせた。佐々木は15勝6KO3敗。チョクサウィーは12勝2KO11敗。
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