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内山高志「年内にウォータース&フォルトゥナ戦を」

2016年2月12日 15時48分

 2015年度年間表彰式が12日、東京ドームホテルで行われ、最優秀選手賞とKO賞に輝いたWBA世界S・フェザー級“スーパー”チャンピオンの内山高志(ワタナベ)ら表彰選手が出席。次期対戦相手が注目される内山が、自ら考える2016年のプランを明かした。

左から殊勲賞の井岡、MVPの内山、技能賞の山中

 昨年2度の防衛を成功させ、防衛テープを11まで伸ばした内山。初めてのMVP受賞に「6年チャンピオンをやって、ようやくという感じ。今年はビッグマッチをやりつつ、具志堅さんの記録(13度防衛)も超えたい」と具志堅超えに言い置くを見せた。

 気になる次のV12戦は、前WBA世界フェザー級スーパー王者ニコラス・ウォータース(ジャマイカ)との交渉が進んでいたが、ここにきてWBAが正規王者ハビエル・フォルトゥナ(ドミニカ共和国)との指名戦をオーダー、現在はフォルトナ戦が有力となっている。交渉の行方がどうなるかはわからないが、内山は「今年中に2つともやるつもりでいる」と語り、どちらか一人ではなく、両選手との対戦に意欲を見せた。

 名前の挙がっている2選手はともにアメリカを主戦場とし、ウォータースが26勝21KO1分、フォルトゥナが29勝21KO1分で、それぞれ無敗をキープしている。両選手について内山は「フォルトゥナは技術があってうまい選手。やりづらさがあると思う。ウォータースはかみ合うと思うが、野性味があって強さがある」と分析し、すでに対戦のイメージも大まかにできている様子だ。

 4月か5月に米国リング登場が期待される内山は「2人とも向こうで断トツに人気があるかといえばそうじゃないと思うけど、圧倒的に勝てば評価は上がると思う」と語り、きたるべき大一番に気持ちを高めていた。

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