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山中慎介V11戦は8月ごろ「モチベーションが大事」

2016年3月5日 13時06分

 WBC世界バンタム級王座の10度目の防衛を成功させた山中慎介(帝拳)が試合から一夜明けた5日、京都市内のホテルで記者会見を開いた。山中は同級3位リボリオ・ソリス(ベネズエラ)を相手に117-107×3という大差判定勝利を飾りながら、2度ダウンするピンチを迎えた試合を「悔しい」と振り返った。

10度目の防衛を決め10本指を掲げる山中

 V10戦は2回にダウンを奪いながら、3回に2度のダウンで絶体絶命のピンチを迎えるというハラハラの内容。山中は「2回にタイミングだったけどダウンを奪い、見切ったという感覚があった。ここから行こうと思ったところで、見えないパンチをもらってしまった」とダウンシーンを振り返った上で、「ポイント差以上にハラハラさせてしまった。相手の良さを引きだしてしまって悔しい」と試合の感想を語った。

 世界戦で初めてダウンをしたのだから、満足のいく試合内容とはいかなかったが、「詳しく言えないところもあるが、悪かったところはわかっている。しっかりテーマを決めて練習していきたい」と前を向いた。

 これで日本人選手として歴代3位タイとなる10度目の防衛に成功。今後については「モチベーションが大事になる。統一戦を組んでほしい。アウェイでもいいし、それくらいの強い思いはあるので、希望を会長に伝えたい」とあらためてビッグマッチの実現をアピールした。

 帝拳ジムの浜田剛史会長によると、11度目の防衛戦は8月ごろになる見込みで、対戦相手は現時点で未定。山中は会見後、京都名物のにしんそばを食べ、この日は京都にとどまり家族と過ごす。

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