ラミレスがアブラハム下し戴冠、バルデス11連勝
2016年4月10日 12時19分
2016年4月10日 10時34分
英国ロンドンのO2アリーナで9日(日本時間10日未明)に行われたIBF世界ヘビー級タイトルマッチは、ロンドン五輪金メダリストで15勝15KO無敗のホープ、アンソニー・ジョシュア(英)が王者チャールズ・マーティン(米)に2回1分52秒KO勝ち。タイトル初挑戦でヘビー級王座の一角を占めた。1月に王者になったばかりのマーティンは初防衛に失敗。
ジョシュアのパワーがマーティンを圧倒した。サウスポー王者に対し、ジョシュアの右が初回から効果的。先手を取ったジョシュアは2回、マーティンのジャブに合わせて右ストレートを決めると、チャンピオンがキャンバスに尻もち。2万人の観衆が大興奮に包まれる中、再びジョシュアの右が決まると、マーティンが2度目のダウン。王者はゆっくりと立ち上がったが、10カウントが数えられた。
速攻でタイトル奪取に成功したジョシュアは「私にはやらねばならないことがたくさんあり、自らを改善していかなければならない。(元世界王者の)デビット・ヘイや(統一王者)タイソン・フューリーが私の名前を挙げている。もし彼らとリングに上がることになったら、そのときは準備ができているだろう」と将来のビッグマッチに向け、気持ちを引き締めていた。
一方、興奮を隠さなかったのはジョシュアをプロモートするマッチルームボクシングのエディ・ハーン氏。「これは始まりにすぎない。彼はすべてのベルトを統一するだろう」とジョシュアを絶賛した上で「初防衛戦は7月9日に計画している」と語り、ウェンブリー・スタジアムを会場候補に挙げた。
7月9日は正式発表されていないものの英マンチェスターでフューリーと前王者ウラジミール・クリチコ(ウクライナ)の再戦が行われる予定で、もしハーン氏の言う通りになれば、ヘビー級ビッグマッチがバッティングすることに。いずれにしても英国ヘビー級シーンが熱くなってきたことだけは間違いない。Photo/Matchroom Sport
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