内山高志V12戦、コラレス計量でヒヤリも好調宣言
2016年4月26日 16時32分
2016年4月26日 15時02分
内山高志をメインとするワタナベジムのトリプル世界タイトルマッチの計量が26日、試合会場の大田区総合体育館で行われ、WBA世界S・フライ級王者の河野公平が52.1キロ、挑戦者7位インタノン・シッチャモアン(タイ)は51.9キロ、WBA世界L・フライ級王者の田口良一は48.8キロ、挑戦者7位フアン・ランダエタ(カシミ=ベネズエラ)は48.9キロであすの試合に進んだ。
昨年10月に亀田興毅を米シカゴで下した河野はこれが3度目の防衛戦。この試合をきっかけにラッキーカラーを緑と認識し、今回特別に緑のグローブを要望。当初は間に合うか微妙な状況だったが、無事に到着し「リクエストした甲斐があった」と笑顔を見せた。
計量直後には昨年結婚した妻芽衣さんの手作りシャケおにぎりをほおばり「みなぎってきました」とやる気十分。これまでは計量後に外食していたが、今回は家に帰って奥さんに生姜焼きを作ってもらうという。愛妻の全面バックアップを受ける河野は「久しぶりの日本の試合なのでスカッとKOしたい」と言い切った。
昨年大みそかの防衛戦でコンディショニングに失敗した田口は「今回は順調にいった」と計量を終えて安堵の表情。挑戦者のランダエタはキャリア豊富なベテランだが「強くなって進化した姿を見せたい。チャンスがあればKOを狙うし、判定でもいい勝ち方をしたい」と完勝を誓った。
アンダーカードに登場する日本ヘビー級王者の藤本京太郎(角海老宝石)とネイサン・マッケイ(オーストラリア)も計量会場に姿を見せた。しかし、持ち込んだ秤が100キロまでしか計測できない事実が判明し、急きょJBCに移動して計量するはめに。結果は藤本が105.3キロ、マッケイが121.4キロ。
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