世界フライ級戦と同じ26日夜、後楽園ホールのメインのS・ライト級8回戦に登場したサウスポー、方波見吉隆(伴流)はベテラン五百久寛行(厚木平野)に4回終了TKO勝ちした。
初回に右でダウンを奪った方波見は、以降も変則戦法でペース維持。4回に五百久の左目下を切り裂くと、インターバルでこの傷を続行不能と判断した五百久側セコンドが棄権を申し出た。方波見の戦績は15勝11KO4敗。現在日本S・ライト級5位にランクされるが「ベストはライト級リミットより少し下。三垣(龍次=日本ライト級王者)さんが受けてくれればいいんですけど」と希望していた。
セミに出場した日本フェザー級11位の澤永真佐樹(赤城)は吉田尚司(フラッシュ赤羽)に3回TKO勝ち。また日本ウェルター級11位十二村喜久(赤城)-和田直樹(花形)戦は、偶然のバッティングにより初回負傷引き分けに終わった。
そのほかの結果は以下の通り(左が勝者)
L・フライ級6回戦 三品友宏(戸高秀樹)判定 中村一弘(伴流)
S・ライト級6回戦 森眞(赤城)TKO5回 鈴木裕輔(新日本木村)
フェザー級6回戦 長濱慎吾(セレス)判定 後藤俊光(金子)
S・フェザー級4回戦 伊藤雅之(伴流)判定 藤井克成(ヨネクラ)
S・ライト級4回戦 延賀純(ヨネクラ) TKO1回 布川真太郎(京浜川崎)
ウェルター級4回戦 菊地優(宇都宮金田)TKO2回 永吉祐哉(ヨネクラ)