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赤穂亮が再起成功、倒せず「自分にがっかり」

2016年5月19日 21時11分

  日本バンタム級3位の赤穂亮(横浜光)が19日、後楽園ホールの「ダイナマイトパンチ100」のメインイベント、54.5キロ契約8回戦で、日本S・フライ級8位の白石豊土(協栄)に3-0判定勝ち。昨年8月、タイでWBO同級王者プンルアン・ソーシンユー(タイ)に敗れて以来の試合に勝利した。スコアは77-76、78-74、79-72。

試合後は反省の言葉が多かった赤穂(左)

 両者は2011年12月以来、4年5ヵ月ぶりの再戦。9ヵ月ぶりのリングとなる赤穂が初回から自慢の強打を振り回し、白石はいきなりコーナーでヒザが折れる立ち上がり。赤穂が一気に仕留めるかに見えたが、白石はガードを固めながら立て直しを図った。

 その後も赤穂は強打を振り回し、左ボディブローを決めたが、白石も顔面へのパンチは見切るようになり、派手さでは見劣りするものの、逆に右をヒットさせ、ボディ攻撃も見せて抵抗。白石は6回にダウン寸前に追い込まれたが、必死にエスケイプ。7、8回は攻めて会場を盛り上げた。昨年12月、自らの体調不良で白石戦を中止にしてしまった赤穂は今回も試合2週間前に40度の熱が出て万全ではなかったとのこと。「倒せずファンに申し訳ない」と語った赤穂は」27勝18KO2敗2分。連敗の白石は25勝12KO10敗3分。

松永は元王者の佐々木を沈めた

◇ウェルター級8回戦
松永宏信(横浜光)[TKO5回15秒]佐々木左之介(ワタナベ)
 日本S・ウェルター級7位のサウスポー松永は2回、右フックをカウンターで決めて元日本ミドル級王者の佐々木を横倒しにした。佐々木はここから思い切り左右のパンチを振るっていったが、松永は打ち合いを慎重に避けた。4回、佐々木がレスリング行為で減点1位を課せられたあとに、松永の左が決まって佐々木がダウン。ここはゴングに救われたが、5回早々に松永が攻めたところで主審が割って入った。松永は10勝5KO1敗。2年のブランクを作って昨年4月にフックした佐々木はこれで4連敗。戦績は11勝5KO5敗。

◇51.5キロ8回戦
松山真虎(ワタナベ)[負傷判定7回43秒2-1(68-66、69-64、66-67)]大平真史(マナベ)  日本フライ級7位の大平はよく動き、初回に右カウンターを決めるなどやや優勢という立ち上がり。松山は3回からプレスを強め、右と左ボディブローで大平に迫った。3回に偶然のバッティングで大平が左目上部をカット。ともに決定打は出ないまま、この傷が原因で7回にストップとなった。連敗脱出でランカーから勝利の松山は8勝3KO10敗2分。松山の圧力を受けてジャッジの支持を得られなかった大平は連敗で6勝2KO6敗2分。

◇フェザー級6回戦 石田凌太(宮田)[TKO2回1分26秒]鈴木貴彦(横浜光)
◇S・バンタム級6回戦 玉木善文(小熊)[TKO1回2分58秒]横山渉(厚木ワタナベ)
◇フライ級6回戦 工藤優雅(マナベ)[1-1引き分け(58-57、56-58、57-57)]戸髙達(レパード玉熊)

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