ライオン古山大いに語る~ビート10月号飯田対談より
2023年9月22日 13時07分
2023年9月21日 20時40分
「オーバーヒート・ボクサーズナイト106」(フラッシュ赤羽ジム主催)が21日夜、後楽園ホールで行われ、メインのフライ級8回戦では、赤羽ジム期待の長尾朋範がタイのチャーナティップ・コートチャイに2回TKO勝ちした。
◇フライ級8回戦
長尾朋範(フラッシュ赤羽)[TKO2回2分50秒]チャーナティップ・コートチャイ(タイ)
無敗のタイ人チャーナティップ(3勝2KO)を迎えた長尾。攻め込んだ際に迎撃態勢のチャーナティップとそのままもつれるシーンが初回からあったが、2回終盤に左ボディーでダウンをマーク。立ち上がったチャーナティップを追撃の右で再び倒し、左フックでみたび沈めてフィニッシュした。最後は手際がよかったもののの長尾は代償に眉間付近をカットしていた。長尾は7勝4KO2敗1分。チャーナティップは初黒星。
◇バンタム級8回戦
渋谷亮太(T&T)[判定3-0(76-75×2、77-74)]蒲山直輝(小熊)
出だしから積極的な蒲山だったが、2回に渋谷の狙いすました右クロスでダウン寸前となる。このピンチから回復した蒲山は再びせっせと手を出し、左フックをダブル、トリプルと放って奮闘。そのまま渋谷が後手に回らされるかとも思われたが、渋谷は右アッパーなどの散発的な好打で主導権を譲り渡さない。
6回、渋谷は攻勢を強めて蒲山にラッシュ。蒲山もへこたれず、続く7回は相変わらずコツコツ攻めて右ストレートで渋谷をのけぞらせる。最終回の渋谷は力みかえったが、ここで右オーバーハンドがヒットして蒲山をダウン。しかし渋谷はここで決めきれず、逆にガス欠になって蒲山気迫の攻勢をしのぎながらゴングを聞いた。渋谷は7勝1KO1敗2分。蒲山は6勝2KO6敗3分。
試合後は、勝った渋谷が11月23日に愛知県の津島市文化会館で日本ユース王者の安西蓮(名古屋大橋)に挑むことが明らかにされた。この日の試合をリングサイドで観戦した安西は「(渋谷は)バランスがよく、一発も狙って当てられる」と評価。渋谷は「勝って(ジムのある)厚木市にベルトを持って帰ります」と必勝を誓っていた。
2024年12月10日 5時25分
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