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加納陸が最年少記録挑戦、高山勝成とWBO王座決定戦

2016年5月23日 21時52分

  WBO世界ミニマム級1位でOPBF同級暫定王者の加納陸(18=大成)が国内最年少世界王座獲得記録の更新を狙って、WBO同級2位で前IBF世界同級王者の高山勝成(33=仲里)と8月20日、兵庫県三田市の駒ケ谷体育館でWBO王座決定戦を行うことが23日、発表された。加納が勝てば井岡弘樹・西日本ボクシング協会長が記録した最年少記録、18歳9ヶ月10日を抜く18歳9ヶ月4日での世界王座獲得となる。

加納(左)と高山が世界王座をかけて新旧対決

 三田市の大成ジムで行われた会見には加納、高山両選手が出席。加納は16歳で海外デビュー。タイ、フィリピンで5勝3KO1敗1分の戦績で、WBAの地域タイトルを獲得。昨年国内デビュー後は5勝2KO。5月8日に元世界王者のメルリト・サビーリョ(フリッピン)とOPBFミニマム級暫定王座戦を戦い、2-1で判定勝利した。この勝利が認められWBOランキングが一気に1位となった。

 加納は「サビーリョに勝って、やっと高山さんと試合ができるところまでこぎつけた。15歳のときにスパーリングに呼んでもらってグローブを合わせたことがあり、あこがれの相手でリスペクトしていますが、おれが勝って世代交代です」と思いを語った。

 今回が日本人選手最多となる世界戦16試合目で、勝てば4度目の世界王者返り咲きとなる高山にも記録更新がかかる一戦。「昨年の大みそかの試合後は目の上の負傷の治療に専念してきた。しっかりコンディションを整えて試合に臨みます。アジアとワールドクラスの差を見せつけたいし、自分の新たな歴史を作っていきます」と余裕の表情で話した。 試合はテレビ大阪が実況中継する。

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