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芦屋大4連勝で連覇に王手、近大は大阪商大下す

2016年6月12日 23時56分

 アマボクシングの第70回関西学生リーグ戦第5週は12日、大阪・吹田市の関西大学千里山キャンパスボクシング場で1部(9人制)3試合などを行った。芦屋大は関西大に9-0で4連勝、連覇に王手をかけた。3勝の大阪商大は2勝1敗の近大と対戦し、最終ミドル級決戦で勝利した近大が5-4で競り勝った。同志社大は勝ち星のない龍谷大を6-3で破り、初勝利をマークした。

近大の岩崎は最終戦でチームの勝利を決めた

 この日の注目は7年ぶり1部リーグ復帰の近大と前年2位の大商大との対戦。近大が軽量級のL・フライの芝、フライの峯が連勝して好スタートを切ったが、大商大も意地をみせる。バンタムの桑畑、池側、ライトの片山が接戦を制して逆にリードを奪った。続くライトは近大・本庄が興国高1年先輩の樋口に競り勝って3-3のタイに。

 L・ウェルターは大商大・中谷、ウェルターは近大・細野がTKO勝ちして4-4で並び、最後のミドル級で勝敗が決することに。開始ゴングから近大・岩崎が攻め込んで、福森を後退させた。青コーナーに追い詰められた福森が左を出したところに踏み込んだ岩崎の右ショートストレートがカウンターでアゴに決まり、福森が前のめりにダウン。立ち上がったところに、岩崎の右が福森の顔面をとらえて、主審が試合を止めた。TKOタイムは1回1分26秒。

芦屋大の4連勝に貢献した平仲(右)

 芦屋大は関西大が4人欠場とはいえ、前週の龍谷大戦に続き、9-0の完勝劇。主将のバンタム・中嶋一は利き手の左を痛めていたが、巧みなボディワークで関大の主将・藤井のパンチを交わして判定勝ち。昨年のMVPのL・ウェルター・平仲は決定打は放てなかったが日野の挑戦を退けた。

 2部は関西学院が大が立命大を6-1で倒し、3戦全勝で首位に立った。京産大は大阪大を5-1で下し、3勝1敗。最終の第6週は6月26日午前11時から同ボクシング場で1部リーグ戦の芦屋大-大商大、関西大―同志社大、龍谷大―近大などが行われる。入場無料。

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