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8.2京太郎祭り開催、佐々木基樹&小國以載も出場

2016年6月15日 16時37分

  角海老宝石ジムは15日、水道橋のボクシングバー「GLOVE」で記者会見を開き、8月2日に新宿フェイスで、日本ヘビー級王者の藤本京太郎(角海老宝石)をメインとする「熊本地震チャリティ 2016京太郎祭り」を開催すると発表した。

8.2京太郎祭りに出場する選手たち

 藤本は日本タイトルを3度防衛し、今回が3試合目のノンタイトル戦(対戦相手未定)。日本人初の世界ヘビー級チャンピオンを目指す藤本は「クリチコが負けて、強い20代の選手がバンバン出てきた」と昨今のヘビー級事情を見据えた上で、「恐ろしい世界ですが、引退するまでに世界挑戦をしたい。今年30歳になるので、今年、来年がターニングポイントになると思っている」とこの1、2年にかける決意を表明した。

 現在は元WBA世界ライト級王者の小堀佑介トレーナーに左フックを教わるなどレベルアップを図り「一番いい練習ができている」とのこと。萩森マネジャーは8月の試合後は地域王座への挑戦を計画しており、今回は負けられない一戦となる。

 セミには元日本・OPBF王者で、2月に2年9ヵ月ぶりの復帰戦に勝利した佐々木基樹(帝拳)が登場。日本S・ライト級8位の岡崎祐也(中内)と対戦する。会見に出席した佐々木は「6ラウンド以内にKOする」という岡崎のメッセージを耳にして「盛り上がると思う」とニヤリ。「ランカーになるために復帰したわけじゃない。判定は考えない」とこちらもKO決着を宣言した。

 さらに元日本S・バンタム級王者で、IBF世界同級6位の小國以載(角海老宝石)がS・バンタム級ウエートで“世界前哨戦”に臨む(対戦相手未定)。S・バンタム級は7月20日に和氣慎吾(古口)がジョナタン・グスマン(ドミニカ共和国)と王座決定戦を行う。現状からいって和氣に勝ってもらって和氣に挑戦という筋書きが最も可能性が高いと見る小國は「いい試合をして世界をアピールしたい」と意気込んだ。

 興行はヘビー級4回戦KO賞金トーナメントからスタート。トーナメントは大谷広忠(角海老宝石)vsリーゼント楠本(倉敷守安)、工藤啓太(八王子中屋)vsヒルコーネリアス(金子)の準決勝2試合。これは賞金マッチで、初回KO10万円、2回KO5万円、3回KO3万円、4回KO1万円となっている。決勝は10月18日、後楽園ホールで行う予定。

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