舌戦を繰り広げるブローナー（右）とマリナージ

　ＷＢＣ世界ライト級王者エイドリアン・ブローナー（米）がＷＢＡ世界ウェルター級王者ポーリー・マリナージ（米）に挑む一戦の計量が21日ニューヨークで行われ、ブローナーは146.8ポンド（66.59キロ）、マリナージは146.4キロ（66.41キロ）を計測。リミットの147ポンドを下回った。

マリナージ

メディア受けするコメントで知られるブローナーと自ら「口から生まれてきた」と語るマリナージだけに、フェイスオフでは激しい罵りあいになり、一発触発のシーンが繰り広げられた。

　同じリングで予定される王者アンドレ・ウォードの休養チャンピオン昇格によるＷＢＣ世界Ｓ・ミドル級王座決定戦は、ランク１位サキオ・ビカ（カメルーン＝豪州）、４位マルコ・アントニオ・ペリバン（メキシコ）とも167.8ポンド（76.11キロ）でパス。ヘビー級リマッチ、ジョナサン・バンクス（米）×セス・ミッチェル（米）は前者が216.8ポンド（98.34キロ）、後者が243.6ポンド（110.49キロ）だった。

ブローナー

ファイトマネーも公表されており、ブローナーが150万ドル（約１億4250万円）、マリナージは112万5000ドル（約１億700万円）。バンクス18万ドル、ミッチェル10万ドル。ビカ12万5000ル、ペリバン５万ドルとなっている。

　なお、試合の模様は明日23日午前11時からＷＯＷＯＷで生中継される。Photos/BoxingScene.com