アムナット決勝はTKO負け、トマソーネは五輪ゲット
2016年7月9日 11時33分
2016年7月9日 11時10分
驚きのマッチメークが実現─。マッチルームボクシングとK2プロモーションは8日、世界ミドル級3団体統一王者ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)とIBF世界ウェルター級王者ケル・ブルック(英)が9月10日、ロンドンのO2アリーナで対戦すると発表した。試合はブルックが2階級アップしてゴロフキンのミドル級王座に挑戦する形となる。
注目されていたゴロフキンの対戦相手は、無敗のウェルター級王者ブルックに決まった。サプライズを実現させたマッチルーム・ボクシングのエディー・ハーン氏は「メガファイトを実現できて言葉にできないくらい興奮している。パウンド・フォー・パウンドのナンバーワンを英国に呼ぶために何年もかかった。この惑星のベストの2人が戦うことになった」と自画自賛だ。
WBAスーパー、WBC、IBFの3団体のベルトを保持するゴロフキンは最も長いWBA王座を16連続KO防衛中。戦績は36戦全勝32KOで、ミドル級だけでなく、全階級を通じてトップボクサーの1人だ。対するブルックも王座統一こそしていないものの、36勝25KO無敗の戦績。階級差という壁がどう働くかが大きなポイントなりそうだが、世界中のファンが注目する一戦となるのは間違いないだろう。
ゴロフキン戦のオファーを受けて即断したというブルックは「待ち望んでいた瞬間だ。パウンド・フォー・パウンドのナンバーワンを下して私がベスト・オブ・ベストになる」との意気込みを発表。ゴロフキンは「英国のファンの前でファイトできることに興奮している。ブルックを相手に素晴らしいショーをお見せすることを約束する」とコメントした。
ゴロフキンは当初、WBCからの指示により、メキシコのスターでWBC王座を保持していたサウル“カネロ”アルバレスと対戦交渉を続けていたが、話がまとまらず、カネロがWBC王座を返上して、両者の対戦はペンディングに。その後、候補に挙がったWBO王者ビリー・ジョー・サンダース(英)も首を縦に振らなかった。ここ数週間はクリス・ユーバンクJr(英)との交渉が締結間近とまで報道されたが、この話も最終的に決裂。急浮上したブルック戦が一気にまとまった。
ハーン氏はアンダーカードに複数の世界タイトルマッチを組み込む方針で、9月10日のロンドンはかなりビッグイベントになりそうだ。
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