粉川拓也が大差判定V3、37歳・大嶽正史の奮闘及ばず
2016年7月15日 21時27分
2016年7月15日 21時22分
WBA世界フライ級タイトルマッチ(20日・エディオンアリーナ大阪)で3階級王者、井岡一翔(27=井岡)に挑戦する同級6位、キービン・ララ(21=ニカラグア)が15日、大阪市の井岡ジムで練習を公開した。闘志むきだしではなく、手の内を隠した練習ぶりに終始した。
ララは18勝6KO1敗1分、WBCラテンアメリカ・フライ級王者で、現在18連勝中。ニカラグアの英雄・ローマン・ゴンザレス(WBC世界フライ級王者)のスパーリング相手を務めており、今回が世界初挑戦だ。
シャドーに続いて、井岡のスパーリング・パートナーのパブロ・カリージョ(28=井岡)と1ラウンドのスパーリング。動きに軽快さは欠けていたが、ジャブを突いてカリージョの接近を阻んだ。わずか3分とあって、全体の動きはつかめなかったものの、基本に忠実なボクサーファイターの印象だ。このあとミット、サンドバッグ打ちなどを消化した。
「偉大な世界チャンピオンと戦えることを感謝している。12ラウンドあるので1ラウンドごとに力を入れて戦い、ベルトを持って帰るだけ。自信があるのは左右のパンチだ」とララは控え目ながら闘志を見せた。ニカラグアには妻オダリさん(19)と長男ケネス君(3つ)がいい結果を待っているそうで「世界王者になって家を建てるのが夢」と語った。
試合は20日午後8時からTBS系列でIBF世界S・バンタム級王座決定戦、同級1位、和氣慎吾(古口)-同級2位、ジョナタン・グスマン(ドミニカ共和国)に引き続き全国中継される。
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