ネリーが前王者サンチェスを豪快ストップ
2016年7月31日 18時06分
2016年7月31日 16時33分
森岡ジム主催の「Art of Boxing vol.2」が31日、大阪市の住吉区民センターで開催され、メインのWBCユース・バンタム級王座決定戦は日本S・バンタム級11位の丸田陽七太(森岡)が無敗の20歳ウィルバート・ベロンド(フィリピン)に6回3分3秒KO勝ちした。
右オーバーハンドを思い切り振ってくるなど力強さを感じさせたベロンドに対し、丸田はジャブを突きながらしっかりアウトボクシングをして距離をキープ。パンチを被弾することなく、4回を終わって40-36×3でリードした。迎えた6回、丸田が右のフェイントから左ボディブローを脇腹に突き刺すと、ベロンドがキャンバスに崩れ落ちて悶絶。10カウントとなった。
試合後、丸田は「テクニックとスピードでは自分が上だと思っていた。10ラウンドあるので、急がないように平常心で戦った」と19歳らしからぬ落ち着いたコメント。立会人として試合を視察したWBCのレックス・ウォーカー副会長は「メイウェザーのような動きをしていて、将来が楽しみだ」とリングサイドで目を細めた。
セミの58.5キロ契約8回戦は、前戦でホープの中澤奨(大阪帝拳)を下してランク入りした日本S・バンタム級10位のテイル渥美(渥美)がデニス・トゥビエロン(フィリピン)に2回2分35秒KO勝ち。テイルは11勝5KO1敗。英国で連敗したあと、日本で中嶋孝文(竹原&畑山)、岩佐亮佑(セレス)に続いて3連敗となったトゥビエロンは19勝8KO8敗2分。
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