世界ミドル級3団体統一チャンピオンのゲンナジー“”GGGゴロフキン（カザフスタン）と挑戦者のIBF世界ウェルター級王者ケル“ザ・スペシャル・ワン”ブルック（英）が1日、ロンドンで記者会見に出席した。試合は9月10日、ロンドンのO2アリーナでゴングとなる。

　無敗王者ブルックがミドル級最強のゴロフキンに2階級上げてチャレンジする注目の一戦。ゴロフキンは「ブルックは私にとって最も大きなテストになる。彼はクラスを上げてくるが、過去の偉大なファイターたちはそれを成し遂げた。彼は偉大はボクサーだ」と挑戦者を持ち上げる余裕を見せた。

　一方のブルックは「これは世界のボクシングで最もビッグなファイトだ。私はウェルターでベストの選手でだれも戦いたがらない。彼もミドルのベストで戦う相手がいなかった。私は試合の日、彼のサイズに達し、同時にウェルター級のスピードをミドル級に持ち込む。試合が楽しみだ」と抱負を述べた。

　35勝32KO無敗のゴロフキンは22連続KO勝利中にして16試合連続KO防衛中の絶対王者。ウェルター級で無敗（36勝25KO）のブルックがどこまで戦えるかに注目が集まる。Photo/BoxingScene.com