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山中慎介がスパーリング開始、モレノと完全決着へ

2016年8月2日 19時23分

 WBC世界バンタム級チャンピオンの山中慎介(帝拳)が2日、9月16日にエディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館)で行われる指名挑戦者アンセルモ・モレノ(パナマ)との11度目の防衛戦に向け、本格的なスパーリングを開始した。

モレノ戦に向けて本格スパーに入った山中

 今回の試合に向けては、スパーリング・パートナーとして、フィリピンからOPBF・S・フライ級2位マイケル・ダスマリナス、フィリピン・バンタム級2位のグレン・スミンガが来日。ちなみに前回のモレノ戦前は、先日WBO世界バンタム級王座を戴冠したマーロン・タパレスがパートナーを務めた。

 山中はこの日、2選手と各2ラウンド、計4ラウンドのスパーを行った。初日の自己評価は「ガードが下がってしまったところがあったが、初回にしてはまずまずだったと思う」。2人ともサウスポーの実力者とはいえ、モレノと似たタイプとはいえないが、山中は「モレノに似た選手というのもいないでしょう」と気にする様子はなかった。

 前回9月の対戦では、ディフェンスマスターのモレノに対し「ガードの上からでも、体のどこでもいいからパンチを当てていく」という方針で練習した。しかし「モレノのように勘がいい選手には、どこでもいいから当てようというパンチは読まれてしまう」というのが拳を交えた実感で、今回は「スキとタイミングを読んでパンチを打っていく」という。

 モレノ第1戦はジャッジを聞くまで判定のわからない2-1判定(115-113×2、113-115)の接戦だった。リマッチで完全決着をすべく、山中は2日に1回のペースでスパーリングを重ねていく予定。

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