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最年少記録狙う加納陸「高山のキャリア打ち砕く」

2016年8月12日 19時52分

 WBO世界ミニマム級王座決定12回戦(20日・兵庫県三田市駒ヶ谷運動公園体育館)で同級2位、前IBF世界同級王者の高山勝成(33=仲里)と対戦する同級1位、加納陸(18=大成)が12日、三田市の大成ジムで練習を公開した。すでに真正ジムの日本同級1位の山中竜也、同3位の小西伶也らと100ラウンドを超すスパーリングを積んできたため、この日は、シャドー、ミット打ちなど軽い動きに終始した。

ミット打ちで最終調整する加納「記録は意識しない」

 加納は勝てば18歳9ヶ月4日での世界王座獲得で、井岡弘樹(井岡弘樹ジム会長)が持つ18歳9ヶ月10日の国内最年少記録を塗り替える。「内容の濃い練習を積んできたので、すべての部分でレベルアップしていると思う。記録は意識せず、試合では自分の力を出し切ることだけに集中したい」と語り、高山について「警戒するのはキャリアだけです。自分には若さと勢いがあるので、スピードを生かして高山さんのキャリアを打ち砕きます」ときっぱり。

 丸元大成・大成ジム会長は「ランキングは1位だが、加納はチャレンジャー。最初から6ラウンドまでポイントを奪っていきたい。苦しい場面は訪れると思うが、積極的に攻めるボクシングを貫かせたい」と語った。

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