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ロマゴンvsクアドラス、やはり優位はロマゴンだが…

2016年8月14日 17時46分

 フライ級王者ローマン・ゴンサレス(ニカラグア)が4階級制覇をかけてカルロス・クアドラス(メキシコ)に挑むWBC世界S・フライ級タイトルマッチは9月10日(日本時間11日)、米カリフォルニア州イングルウッドのザ・フォーラムにて挙行される。ロマゴン、クアドラスともに帝拳プロモーションと契約を結んでいる選手であるのはご存じの通りだが、互いに栄誉をかけてリングで対決することに。これが本場のボクシング・ビジネスか──。日本のファンも注目する一戦をプレビューしよう。=ボクシング・ビート9月号から=

日本時間9月11日、この一戦から目が離せない

 ゴンサレスとクアドラスが接点を持ったのは6月25日、WBCが毎週メキシコシティで開催する懇親会の席だった。ゲストのゴンサレスがクアドラスの父ロサリオさんの携帯を通じてロサンゼルスで練習中のクアドラスとトークバトルを展開した。

 クアドラスはゴンサレスの実績に十分敬意を示しながらも対戦の意思をきっちりとアピール。対するゴンサレスはKOを予告したが「まだ何も決定していない」と、この段階で即対戦はない雰囲気だった。

 ところが水面下で両陣営の交渉は猛スピードで進行していた。7月初め、HBOがこのカードの実現に強い関心があると米メディアが報じる。WBCのマウリシオ・スライマン会長もバックアップを約束。メキシコではクアドラスのマネジャー、サルバドール・ブリマンが「交渉は85~90%まで進展している」と発言した。この時点で9月10日ロサンゼルス挙行が具体的となった。

 そして7月13日、正式決定のニュースが流れ、同25日会場のザ・フォーラムでプレゼンが行われた。4月のマックウィリアムズ・アローヨ戦後「1年間はフライ級にとどまる」と語ったゴンサレス。また同じ帝拳プロモーション傘下の2人がこれほど早く対決するとは意外だった。

 ロマゴンのS・フライ級進出で、ファン垂涎のカード“モンスター”井上尚弥との対戦はいつ実現するのか……。注目の一戦をさまざまな角度からプレビューした記事の全文はボクシング・ビート9月号に掲載されています。紙版と電子版は右の表紙バナー、スマホ用アプリは「App Store」「Google play」のバナーをクリックするとご購入いただけます。

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