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翁長吾央“東洋獲り”失敗 ダウンたたり判定負け

2016年8月22日 7時30分

 地元翁長に痛い終盤のダウン――。21日那覇市の沖縄県立武道館で行われたOPBF東洋太平洋S・フライ級タイトルマッチ12回戦は、王者レネ・ダッケル(フィリピン)が同級1位でIBF世界8位につける翁長吾央(大橋)の挑戦を3-0判定で撃退し、初防衛に成功した。スコアは115-112(マーチン)、117-110(アバインザ)、114-113(古田)でいずれも王者の勝ちを支持していた。

8回に痛恨のダウンを喫した翁長

 36歳で初タイトル獲得を狙った翁長は、途中まで得意の左ストレートを狙い打ちして快調だったが、8回に喫したダウンがたたり失速。過去2度の日本タイトル挑戦に失敗しており、3度目の挑戦も結果を出せずに終わった。

強打爆発でKOとはならなかったが判定勝ちの小谷

 セミのL・フライ級8回戦では、荻堂盛太(平仲BS)がWBO世界ミニマム級9位にランクされるジェフリー・ガレロ(フィリピン)に3-0判定勝ち。同じく8回戦で、「沖縄の倒し屋」を名乗る小谷将寿(琉球)がネイサン・ボルシオ(フィリピン)に3-0判定勝ちしている。

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