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加納陸&高山勝成が予備検診、女子の竹中佳も

2016年8月18日 21時49分

 WBO世界ミニマム級王座決定12回戦、WBO女子世界L・フライ級王座決定10回戦(20日・兵庫県三田市駒ヶ谷公園体育館)に出場する4選手の予備検診が18日、三田市の大成ジムで行われた。4選手はともに体調は良く、2日後のゴングを待つばかり。

 WBO世界ミニマム級王座決定戦で争う同級1位、18歳の加納陸(大成)は初の世界戦の検診。リーチが5月の試合時より2センチ伸び、身長も2センチ高くなっていた。「今朝、体重を量ったらリミットだったので、少し水を飲んだ。とても調子はいいし緊張していない」と笑顔を見せた。

 丸元大成会長は「陸は伸び盛りだなあ。ベストコンディションで試合に臨めると思う。(立場は)チャレンジャーなので、チャレンジャーらしい戦いをさせたい」と力を込め、加納は「ポイントをとってベルトを奪いにいきます」と18歳9か月4日の国内最年少王者へ気合を込めた。

 同級2位の高山勝成(仲里)は今回が世界戦16度目とあって落ち着き払っていた。試合に備えて和歌山・白浜温泉で練習の疲れを落とし、懐石料理を味わってきたそうだ。「体重もあと1キロに絞れているし、加納のリーチが長いのも問題ない。リングでやりたいことをやるだけです」と4団体を制覇した貫禄を漂わせた。

 女子の前OPBF・L・フライ級王者、竹中佳(高砂)、WBOアジア・パシフィックL・フライ級王者、ルイス・ホートン(オーストラリア)はともに初の世界戦。竹中は「相手は明るい感じで、自信を持っているように見える。思ったより筋肉質で下半身もしっかりしているようだ」と緊張気味に初めて対戦相手を見た印象を話した。フィリピン人の母を持つホートンは「身長の高い選手と114ラウンドのスパーリングを積んできた。2日前に日本に来てサシミも食べ、おいしかった」と笑顔を何度も見せていた。検診の結果は以下の通り。

      加納    高山
身長   162.0cm  158.0cm
首周り  33.0cm   33.0cm
胸囲   85.0cm   86.0cm
リーチ  167.0cm  158.5cm
ナックル 左24.0cm 左24.5cm
      左26.0cm 右24.0cm
血圧    112/82   117/76
脈拍   61    59
体温    36.5度  37.1度

      竹中    ホートン
身長   165.5cm 153.0cm
首周り  31.0cm  32.5cm
リーチ  166.0cm 159.0cm
ナックル 左26.5cm 左23.5cm
     右26.0cm  右24.0cm
血圧   119/73  107/71
脈拍   80    66
体温   36.6度  37.2度

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