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田口良一が公開練習、宮崎戦の解説に内山&井岡

2016年8月24日 20時14分

 31日東京・大田区総合体育館で指名挑戦者の宮崎亮(井岡)を迎え撃つWBA世界L・フライ級チャンピオンの田口良一(ワタナベ)が24日、都内のジムで練習を公開した。参謀役の石原雄太トレーナーは宮崎を撃破する秘策の存在をにおわせた。

京口と3ラウンドのスパーを披露した田口(左)

 4度目の防衛戦は元WBA世界ミニマム級王者の宮崎と日本人対決。石原トレーナーは「打ち合ったり、足を使ったり展開が激しく変わっていくと思う。どのような展開になってもいいように総合的にレベルアップをしてきた。作戦? 練習してきたパンチはあります」と自信の表情を見せた。田口本人は「互いにパンチをもらったら気持ちが上がるタイプ。結果的に打ち合いになると思う」と激戦への覚悟を口にした。

 今回が4度目の防衛戦とあって「みんなの見る目も厳しくなってくると思う」とチャンピオンとしての自覚を高めている様子の田口。さらに今回は先輩王者の内山高志が王座から陥落したことにより、初めてメインイベントを務めることになった。

 メインは意識せず「勝利することだけを考えている」という田口だが、自らの置かれた立場は十分に理解している。恒例のヨーグルトドリンク、手洗いうがいを徹底して課題だったコンディション作りに万全を期した。実戦練習においては、OPBFミニマム級14位のホープ京口紘人(ワタナベ)、日本フライ級3位の長嶺克則(マナベ)ら多彩なパートナーと腕を磨いた。

 この日、試合を放送するテレビ東京がゲスト解説陣を発表。宮崎と同門のWBA世界フライ級チャンピオン井岡一翔、そして内山がマイクロフォンサイドに座ることになった。「いい試合をして勝たなくちゃいけないという思いがいっそう強くなった。チャンピオンとしてアピールしたい」と田口。敬愛する内山の前で成長した姿を見せる決意だ。

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