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ゴロフキン標的はWBO王座、ブルック戦後の動向

2016年8月26日 11時49分

 ローマン・ゴンサレス(ニカラグア=WBC世界フライ級王者)と同じく24日(日本時間25日)米カリフォルニア州ビッグベアでメディアの取材に応じたミドル級3冠統一王者ゲンナジー“GGG”ゴロフキン(カザフスタン=写真)が次回ケル・ブルック戦(9月10日・ロンドン)以後の計画に言及。「今はブルックに集中している」と言いながらも、4冠統一に意欲的な姿勢を強調した。

 メディアからの問いにゴロフキンは「私は自分の立場をよく理解している。ビッグマネー・ファイトを希望しているけど、カネロ戦の即実現は不可能な状況。ブルックに勝ったら、ナンバーワン・ターゲットはWBOのベルトだ」とビリー・ジョー・サンダース(英)戦を希望した。

 そのサンダース(23勝12KO無敗)は昨年12月、アンディ・リー(アイルランド)を下して戴冠後リングに上がっていない。今年初めに予定された防衛戦は負傷を理由にキャンセル。9月17日カネロ・アルバレスvsリアム・スミス戦の前座カードに出場するオファーも拒否している。村田諒太(帝拳)も標的にしている王者だけに動向が気になるところだ。サンダースのフランク・ウォーレン・プロモーターは「10月に試合を組みたい」と語っているが、まだ具体化していない。

 ゴロフキンはこれらの選手に関してキャンプで非難の言葉を浴びせている。「ブルックは契約にサインしたから私は戦う。他の選手はたくさん喋るけど、それだけで終わってしまう。カネロ、ユーバンク、サンダース、そしてフロッチはこのスポーツをリスペクトしていない。彼らはまるでコメディアンだ」。

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