WBA・LH級、ブリーマーvsクレバーリー最終会見
2016年9月29日 11時05分
2016年9月28日 19時04分
井岡弘樹ジム・井岡弘樹会長は28日、所属選手の試合を発表した。7男6女の13人きょうだいの三女で極真空手初段の澤井諒(りょう=24)が10月9日、大阪府堺市産業振興センターでデビュー、アトム級4回戦でタイ人選手と戦い、同日にOPBF女子S・フライ級1位、ぬきてるみ(28)も約1年ぶりに復帰して、タイ人選手と6回戦を行う。また、大阪市住吉スポーツセンターでOPBF・S・ウェルター級王者の細川貴之(六島)に挑む同級14位の大石豊(31)も会見に出席した。
澤井は最近では珍しい15人家族で、井岡弘樹ジムでトレーニングしているうちに、四女の乃美(なみ=21)とともにプロボクサーを目指し、テストに合格。まず「お姉ちゃんから」(井岡会長)とリングに上がることになった。
父淳一郎さんが経営する大阪第三ビル地下1階の居酒屋「1961」できょうだいとともに働く澤井は「テストに受かって、ニュースになり、お客さんからよく声をかけられる。空手とボクシングは構え方、間合い、ステップ、パンチの出し方が違いますが、得意の左フックを踏み込んで決めて、KO勝ちしたい」と意欲十分。「世界チャンピオンを目指します」と抱負を語った。
ぬきは7勝4KO1敗のハードパンチャー。腰を痛めて、休養していたが「タイトルをなにがなんでも取りたい」と昨年11月22日以来の試合に臨む。「次につながる試合をしたい」と話した。
13勝7KO5敗の大石は少年院で3年8か月過ごした経歴があり、23歳からボクシングを始めた遅咲き選手。「タイトル戦が夢だった。ラストチャンスと思っている。脳こうそくでリハビリ中の父にベルトを見せたい。王者の細川とはこれまで何度もスパーリングしており、「チャンピオンはキャリアもあり、うまい選手。でも、すきあれば倒しにいきます」と決意を述べた。
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