別府優樹が83秒で14連続KO、日本王座挑戦熱望
2016年10月2日 23時35分
2016年10月2日 15時51分
メキシコシティ近郊エカテペックで1日(日本時間2日)、WBC女子世界フライ級王者ジェシカ“キカ”チャベス(メキシコ)に挑んだ前WBO女子世界バンタム王者で3階級チャンピオンの藤岡奈穂子(竹原&畑山=写真)だったが、10ラウンド0-3判定負け。男女を通じて日本初となる4階級目のベルト獲得はならなかった。
スタートから意欲満々、アグレッシブに攻め込む藤岡に対してチャベスは接近戦を避けカウンター狙いのボクシング。4回までの公開スコアは39-37×2、38-38の2-0でメキシコ人がリード。挑戦者はより攻撃的に対処するが6回、チャベスの左スウィングで藤岡がマットに這う。スリップをアピールする藤岡だが、グアダルペ・ガルシア主審はカウントを数える。
8ラウンドまでのスコアは77-74、78-73×2でチャベス優勢。終盤、藤岡のラッシュにバッティングのクレームをつけるチャベスだが、最終回クリンチを繰り返し減点1を科される。それでも公式スコアは95-93、94-93、97-92でチャベスの手が上がった。
4度目の防衛を果たしたチャベスは28勝4KO4敗3分。フライ級に落とし偉業にチャンレジした藤岡は15勝6KO2敗。チャベスのクリンチ作戦に、思うように攻撃できなかった。
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