2016年10月2日日曜日

細野悟vsバロス、あすIBFフェザー級挑戦者決定戦

 あす3日後楽園ホールでゴングとなるIBF世界フェザー級指名挑戦者決定戦の計量が2日、日本ボクシングコミッションで行われ、同級4位の細野悟(大橋)と3位ジョナタン・バロス(アルゼンチン)はともにリミットの57.1キロでクリアした。計量にはIBF同級王者リー・セルビー(英)も登場し、決戦に向けてムードを高めた。

 32勝21KO2敗1分の32歳、細野が背水の陣で挑戦者決定戦に臨む。国内ではOPBF王座、日本王座を獲得して負け知らずの強者も、世界戦となると10年のWBA・S・バンタム級、11年のWBAフェザー級、そして13年のWBAフェザー級と3度挑戦し、2敗1分で王座にはいまだ届いていない。

“4度目の正直”に向けてのチャンスを手にした前日本王者は「調子はめちゃくちゃいい。相手は(体格など)予想通り。攻め倒そうと思います」といつも通り淡々とした口調ながら、強い意気込みを感じさせた。セルビーの登場にもモチベーションが上がった模様だ。

 元WBA世界フェザー級王者のバロスは40勝22KO4敗1分の戦績で、これまでに敗れた相手はユリオルキス・ガンボア、セレスティーノ・カバジェロ、フアン・カルロス・サルガド、マイキー・ガルシアとすべて世界王者経験者。百戦錬磨の32歳は「細野はボディー打ちを得意としているので接近戦は気を付けたい。あすはテクニックを披露する」とこちらも静かに必勝を期した。

 トレーナーとしてバロスを支えるパブロ・チャコン氏はアトランタ五輪フェザー級でフロイド・メイウェザーと並んで銅メダルに輝き、プロでWBO世界フェザー級王座を獲得した経験の持ち主。同氏によると、バロスは往年のディフェンスマスター、ニコリノ・ローチェと同じ州、同じスクールの出身だそうで、日本で藤猛から王座を奪ったローチェのごとく、バロスが細野を仕留めると予告した。

 また、試合を視察に訪れたセルビーは「明日の勝者と次の試合で対戦するつもりだ。あまり間隔をあけたくないので、できれば早く、年内に試合ができればと思っている」と語った。