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エストラーダ完封勝ち、地元で復帰戦飾る

2016年10月9日 16時31分

 前WBO&WBA世界フライ級王者フアン・フランシスコ“ガジョ”エストラーダ(メキシコ)が8日(日本時間9日)故郷ソノラ州プエルトペニャスコに登場。S・フライ級10回戦でライムンド・タブゴン(フィリピン)に3-0判定勝ちを収めた。先月末2つの王座を返上したエストラーダは右拳の負傷によるブランクから13ヵ月ぶりに復帰を果たした。

途中で右拳を痛めたというエストラーダ(右)

 スタートからエストラーダが左ボディー、右アッパー軸にリード。3回には連打でタブゴンをロープへ送り野球場に集まった5000人の観衆を沸かせる。続く4回にも激しいラッシュでフィリピン人を追い込み、ストップ勝ちの予感が漂う。しかしタブゴンは崩れそうで崩れない。毎ラウンド、エストラーダが旺盛な手数と的確なパンチで攻め立てるが、ラフなパンチをリターンして応戦。断続的にロープに詰められ、バランスを崩す場面があるものの最後までダウンを拒否して戦った。

 スコアは3ジャッジとも100-90のフルマークでエストラーダ(34勝24KO2敗)の勝利。テレビインタービューでエストラーダは右拳をカメラに向けると、中指の周辺が大きく腫れ上がっていた。主催のサンフェル・プロモーションによると、エストラーダは途中でその個所を傷めたもよう。「6ラウンドから右手がすごく痛くなった。その後はほとんど左1本で対処した。これからドクターに見てもらうけど、大事でないことを祈りたい。12月にもう一度試合をしたい」(エストラーダ)。善戦のタブゴンは18勝8KO6敗1分。Photo/Zanfer Promotions

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