
長年ボクシング中継を続けていた「ダイナミックグローブ」(帝拳プロモーション主催)の日テレジータスによる放送が4日で最終回を迎えた。東洋太平洋バンタム級タイトルマッチをメインとした4日の興行は28日23時から再放送される。

日本テレビのボクシング中継は1954年にスタート。1981年10月に現在の「ダイナミックグローブ」として日本テレビで放送が始まり、途中からCS放送の日テレジータスでの放送となり、4日の興行で622回目を数えた。
この間、ダイナミックグローブから浜田剛史、辰吉丈一郎、セレス小林、長谷川穂積、山中慎介、中谷潤人ら多くの世界チャンピオンが巣立っていった。
最後のメインを飾った東洋太平洋バンタム級タイトルマッチは、前王者の栗原慶太(一力)が王者の千葉開(横浜光)に2回TKO勝ちでリベンジ。王座に返り咲いた。「ダイナミックグローブ」は新たなプラットフォームで生まれ変わる見込みだ。