ワイルダーvs.フューリー 計量フェイスオフ禁止
ネバダ州コミッションが決断
2020年2月21日 12時21分
2020年2月21日 11時23分
22日(日本時間23日)ラスベガスのMGMグランドガーデン・アリーナでゴングが鳴るデオンテイ・ワイルダー(米)vs.タイソン・フューリー(英)のWBC世界ヘビー級タイトルマッチの前座カードの記者会見が20日、同アリーナで行われた。
世界戦ではWBO・S・バンタム級王者エマヌエル・ナバレッテ(メキシコ)が挑戦者4位ジェオ・サンティシマ(フィリピン)と5度目の防衛戦に臨む。昨年4度王座を守り、いずれもストップ勝ちと精力的に防衛をこなしたナバレッテ(30勝26KO1敗)は「今回もノックアウト勝利を狙い、次は統一戦を実現させたい。もしそれがダメなら、おそらくフェザー級へ上がるだろう」とコメント。
対するサンティシマ(19勝16KO2敗)は「マニー・パッキャオのようになりたい。アメリカ初ファイトで世界タイトルを獲る」と発言。元WBO・S・バンタム級オリエンタル王者は17連勝の勢いを強敵にぶつける。
イベントのセミ格では元IBFヘビー級王者チャールズ・マーティン(米)がジェラルド・ワシントン(米)とIBFヘビー級挑戦者決定戦を行う。アンソニー・ジョシュアに敗れた王座奪回を目指すマーティン(27勝24KO2敗1分)は「私はヘビー級。ノックアウトをデリバリーする。4回でノックアウトする」とKO宣言。
一方、ワイルダーに挑戦歴(5回TKO負け)があるワシントン(20勝13KO3敗1分)は「試合の前後は冷静になるべきだけど、これはタイトル挑戦をかけた戦い。リングでは火花が散る」と激戦を約束した。
また米国へのPPV中継の最初の試合では身長2メートルのS・ウェルター級セバスチャン・フンドラ(米)がダニエル・ルイス(豪州)と10回戦を行う。Photos by Mikey Williams, Ryan Hafey
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