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矢田良太7回TKO負け、WBOアジア・ウェルター級戦

2016年12月4日 23時14分

 グリーンツダジム主催の「第10回クラッシュボクシング」は4日、大阪市のエディオンアリーナ大阪第2競技場で行われ、メインのWBOアジアパシフィック・ウェルター級王座決定12回戦は、同級3位の矢田良太(グリーンツダ)が同5位ジェイヤー・インソン(フィリピン)に7回TKOで敗れた。

矢田はインソンの左を浴びて沈んだ

 矢田は積極的に前に出たが、インソンのショートストレートを浴びて力尽きた。セミの53キロ8回戦は、日本S・フライ級3位、奥本貴之(グリーンツダ)が貫禄の5回終了TKO勝ち、2011年全日本新人王で、大阪帝拳から移籍の京口竜人(グリーンツダ)が1年8ヶ月ぶりの復帰リングを1回KOで飾った。また、現役女子高生の小村楓香(グリーンツダ)は手数で圧倒して、プロ2戦目をTKO勝ちで飾った。

◇WBOアジアパシフィック・ウェルター級王座決定12回戦
ジェイヤー・インソン(比)[TKO7回2分26秒]矢田良太(グリーンツダ)
 12勝8KO無敗のサウスポー・インソンのショートレンジの左ストレートが矢田を的確にとらえた。12勝10KO2敗とパンチには自信を持つ矢田だが、サウスポーの動きに対応できず、3回に左ストレートを合わされダウン。さらにバッティングで右まぶたを切った。矢田は懸命にインソンを追って、前進を図るも、大きなフットワークを駆使するインソンに連打を浴びせることができない展開。矢田は5回に左まぶたもカット、視界がさえぎられて動きが止まり、7回にはの左ストレートを数発浴びてダウン、立ち上がりかけたが、主審が試合を止めた。インソンはパワーを感じせないものの技巧で勝った。

左ストレートで林田を攻め手たる奥本(左)

◇53キロ8回戦
奥本貴之(グリーンツダ)[TKO5回終了]林田貴紀(筑豊)
◇S・バンタム級8回戦
田中一樹(グリーンツダ)[KO1回1分13秒]ジョームメキン・シットダーブニット(タイ)
◇フライ級8回戦
上久保タケル(井岡弘樹)[3-0(77-76、77-75、78-75)]村井貴裕(グリーンツダ)

女子高生ボクサー小村(右)はTKO勝ち

◇S・フェザー級8回戦
中谷有利(グリーンツダ)[3-0(77-75、77-74、78-75)]脇田将士(堺東ミツキ)
◇60キロ6回戦
京口竜人(グリーンツダ)[KO1回41秒]スーパーマックス・シットダーブニット(タイ)
◇アトム級4回戦
小村楓香(グリーンツダ)[TKO3回53秒]松岡瑞稀(筑豊)

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