大森将平の世界戦が中止に、王者ハスキンスけが
2016年12月8日 20時37分
2016年12月8日 20時19分
日本バンタム級タイトルマッチが8日、後楽園ホールの「ダイヤモンドグローブ」で行われ、IBF同級12位につける王者の益田健太郎(新日本木村)が日本12位の小澤サトシ(真正)に2回1分0秒KO勝ち。2度目の防衛に成功した。
タイトル初挑戦の小澤はゴングと同時に積極的に仕掛け、ベルトへの意欲を見せた。ワンツー、左ボディーブローでチャンピオンに迫ったが、益田は冷静だった。小澤にジャブを突き刺して、左右のボディブロー、力強い右フックを浴びせて早くも優勢に。
益田は休むことなく2回、ボディ打ちから攻め立て、右をダブルで叩き下ろすと小澤が前のめりにダウン。カウント中に青コーナーからタオルが投入された。
戦績を26勝14KO7敗とした益田は「練習してきた右フックがあたった。こんなにうまくいくとは思わなかった。世界? もちろん上にいきたいです」とリング上で語った。タイトル初挑戦失敗の小澤は13勝2KO8敗。
◇51.5キロ8回戦
長嶺克則(マナベ)[TKO7回38秒]松山真虎(ワタナベ)
日本フライ級6位の松山が圧力をかけ、同3位の長嶺がゆっくり下がりながら松山の動きをよくみて単発ながらパンチを決めていく。3回以降は松山が距離を詰めて攻勢をアピールし、長嶺が左フック、右ストレートのコンビネーションを決めた。松山が手数で上回りながら、長嶺が有効打でリードする展開。5回に松山のパンチで長嶺が左目じりをカット。長嶺は6回に左フックを立て続けに打ち込み、7回に右ストレートを決めると、松山がグラリ。長嶺がラッシュし、左フックで松山がキャンバスに転がると同時にタオル投入された。長嶺は13勝9KO1敗。松山は8勝3KO11敗2分。
◇S・バンタム級8回戦
三浦仁(三迫)[3-0(77-76×2、78-75)]熊谷直昭(T&T)
荒っぽいビッグパンチをいきなり打ち込む熊谷に対し、三浦はジャブをていねいに突きながら圧力をかけるボクシング。三浦は熊谷のビッグパンチを食らって何度か乱戦に巻き込まれかけたが、これをしのぎ、スタミナで上回って終盤にポイントをとった。三浦は9勝1KO1敗。4連敗の熊谷は7勝4KO6敗。
◇フェザー悠6回戦
佐川遼(三迫)[TKO3回2分3秒]キム・ホーヤ(韓国)
東農大出身で国体2位の実績を持つ佐川がB級デビュー。初回に伸びのある右ストレートでダウンを奪うと、その後も距離を取りつつキムを圧倒。3回にストップとなった。
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