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二人三脚の山下正人会長、長谷川穂積をねぎらう

2016年12月10日 0時16分

 山下会長も感無量─。9日引退を表明した長谷川穂積とともに歩み続けた真正ジムの山下正人会長は、記者会見終了後に長谷川に花束を渡し、稀代のサウスポーの17年間の現役生活をねぎらった。

大勢の報道陣に見送られ、会見場をあとにする長谷川

 もともと兵庫県警の警察官だった山下会長は、最初に長谷川が所属した千里馬神戸ジムの練習生からトレーナーに転身、長谷川を担当するようになった。長谷川がWBCバンタム級王座の4度目の防衛に成功したあと、長谷川を率いて真正ジムを旗揚げ。苦労をともにした仲だけに感慨もひとしおだった。

 引退の決意に関しては「本人とそこまで深く話はしていないけど」と前置きした上で「11月6日にドネア(ノニト=この時点でWBO世界S・バンタム級王者)の試合があって、本人としてもドネアとやりたいというのがあったんと違うかな。ドネアが負けてそれもなくなった」と説明。長谷川が現役を続けるとすれば相手はドネア以外になく、その話が消滅したことも引退を後押しした要因の一つではないか、という見方を示した。

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