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WBC年間MVPはロマゴン、山中慎介vsモレノも表彰

2016年12月13日 16時32分

 米フロリダ州ハリウッドで12日(日本時間13日)開幕した第54回WBC総会で、選手と関係者に与えられる賞が発表され、S・フライ級王者のローマン・ゴンサレス(帝拳=ニカラグア、写真右)に返還最優秀選手賞が与えられた。バンタム級王者の山中慎介(帝拳=写真左)がアンセルモ・モレノ(パナマ)を7回TKOで退けた一戦は年間ドラマティックファイト賞に選ばれた。

 ミニマム級から駆け上がり3階級を制したゴンサレスは9月、米カリフォルニア州カーソンのザ・フォーラムで4階級制覇をかけて無敗のS・フライ級王者カルロス・クアドラス(メキシコ)に挑んだ。ゴンサレスは足を使う王者を追いかけ続け、12回判定勝ちで王座を獲得。自身の無敗レコードを46(38KO)に伸ばした。

 山中は2015年に接戦を演じ、2-1判定で辛くも勝利したモレノと今年9月にエディオンアリーナ大阪で再戦。ピンチを迎えるシーンもありながら、徐々に伝家の宝刀たる左ストレートを炸裂させ、7回TKO勝ちを収めて防衛テープを11に伸ばした。

 ほかには、王者ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)が2階級アップの挑戦者ケル・ブルック(英)を迎えた一戦が年間最高イベントに選ばれた。アミール・カーン(英)は自身のルーツであるパキスタンをはじめとする発展途上国に安全な飲料水を届けるなどの活動を続けていることで表彰を受けた。

 総会には日本から山中と先日引退を表明したばかりのS・バンタム級チャンピオン長谷川穂積(真正)らが出席。往年のスター選手、ロベルト・デュランやイベンダー・ホリフィールド、マービン・ハグラー、昨年引退したフロイド・メイウェザー(米)も姿を見せた。

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