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三迫一門会、10代新鋭がB級デビュー対決で熱戦

2016年12月14日 21時53分

「第62回三迫ボクシングジム一門会」が14日、後楽園ホールで行われた。メインのフェザー級8回戦は、嶋崎俊(輪島功一S)が本田正二郎(TEAM10COUNT)を6回TKOで下した。

嶋崎(左)は計3度のダウンを奪って勝利

 セミのS・フェザー級6回戦は、埼玉・秀明英光高で活躍した19歳の富岡樹(REBOOT)が千葉・沼南高で高校選抜などに出場した18歳の篠塚辰樹(ワタナベ)と対戦。富岡が出入りのスピードと多彩なパンチで上回り、篠崎も力強い左フックで反撃したが、富岡がペースを手放さず、B級デビュー対決を制した。

19歳の富岡(左)が高い技術で初陣を飾った

 U-15全国大会優勝経験がある早稲田大の東真也(三迫)はライト級4回戦でプロデビュー。龍神佳輝(ワタナベ)との試合は互いに決定打が出ず引き分けに終わった。

◇フェザー級8回戦
嶋崎俊(輪島功一S)[TKO6回2分34秒]本田正二郎(TEAM10COUNT)
 初回に嶋崎が右で本田をグラグラにすると、前に出た嶋崎に本田の右カウンターが決まってダウン。2回以降は嶋崎が前に出て本田が迎え撃つ展開。互いに譲らなかったが、4に嶋崎が右で本田をキャンバスに突き落とし、5回も再び右で本田からダウンを奪った。本田はここからワンツーを連射して反撃したが、6回に右で3度目のダウンを喫しストップ。嶋崎は8勝3KO8敗1分。3連敗の本田は6勝4KO8敗。

◇S・フェザー級6回戦 富岡樹(REBOOT)[3-0(58-57、59-56、59-55)]篠塚辰樹(ワタナベ)
◇バンタム級6回戦 伊島史紘(三迫)[TKO2回2分10秒]山口結人(K&W)

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