ポベトキンvsスタイバーン、セルメニョは中国でV1戦
2016年12月17日 13時56分
2016年12月16日 18時46分
大みそかの東京・大田区総合体育館で5度目の防衛戦に臨むWBA世界L・フライ級チャンピオンの田口良一(ワタナベ)が16日、都内のジムで公開練習を行った。
8月に宮崎亮(井岡)を退けてV4を達成した田口が迎える挑戦者カルロス・カニサレスは16戦全勝13KOの戦績でまだ負けを知らないベネズエラ人。背が低いファイタータイプで「パンチを打ちながら体を寄せてくる」(石原雄太トレーナー)のが特徴だ。
ファイターのカニサレスに対し、足を動かし、距離をキープして戦うのがまずは大前提だが、「押し込まれてスタミナを奪われないようにしたい」(田口)という理由から接近戦の対策にも時間を割いた。具体的には押し負けないフィジカルの強化、圧力をかけられたときの身体の使い方の習得で、チャンピオンはこれを「相撲」と表現した。
この日のミット打ちではコンビネーションバッグを体に巻いた石原トレーナーが田口を押し込み、田口がそれを相撲のように押し返し、あるいはポジションをずらしてまわりこんで連打を見舞うという動きを繰り返した。
練習したのはこれだけにとどまらず、勝負どころで倒しにいく練習、ダウンを取ってからの詰め方なども繰り返し練習した。「KOしたほうが盛り上がる。チャンスがあればどんどん狙っていきたい」とチャンピオンはどん欲だ。
今回は4月にまさかの王座陥落で無冠となった前WBA世界S・フェザー級スーパー王者、内山高志がジェスレル・コラレス(パナマ)に挑戦するリベンジマッチがメインで、田口は内山が王者だったときとは違う形で露払いを務めることになる。「いつもよりプレッシャーはある。絶対に勝って内山さんにつなげたい」と田口。強打のカニサレスを撃退し、最高の形で敬愛する先輩、内山にバトンをつなぐつもりだ。
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