セルメニョが中国でV2、スパイス松下は判定負け
2016年12月18日 1時19分
2016年12月17日 18時26分
「ボクシング・フェス2016」の公開行事もスタート――17日はIBF・L・フライ級王者の八重樫東、ロンドン五輪銅メダリストの清水聡(ともに大橋)が横浜市内のジムで会見と練習を行った。
サマートレック・ゴーキャットジム(タイ)の挑戦を受ける八重樫は「しっかり気持ちをつくることができました」と順調な調整をアピール。サマートレックについてはL・フライ級王者時代の井上尚弥戦以外にも最近の試合映像をチェックしたといい、「タフで好戦的。厳しい試合にはなる」と自ら予想した。師匠の大橋秀行会長も「激闘で終わらず楽に勝ってほしいが、結局は激しい打ち合いになると思う」と示唆する。
実際、後輩の原隆二とのスパーリングでは、2回中盤から原が仕掛けたことでチャンピオンのハートに火がつき、やはり激しく打って返した。まさに試合さながらの打ち合いとなり、互いに右を強振し合う。大橋会長も「バカやろう」とたしなめるほどだった。それでも八重樫は鋭いバックステップ、左ジャブ、アッパーを交えたコンビネーションなど全体的にキレのある動きだった。
同じリングでプロ2戦目に臨むロンドン五輪銅メダリストの清水も練習を公開。こちらは比国人ランカーとスパーを行い、長身を利して相手をさばきつつサウスポースタイルから右ジャブ、左ストレートをビシビシ。まずは順調そうな仕上がりだった。
対戦相手のカルロ・ デメシーリョ(比)は天笠尚(山上)と戦って10ラウンド持ちこたえた選手。「相手の大振りには気をつけてもらいたい」とは大橋会長だが、これは「アマチュアではコンパクトに打つ選手がほとんどで、デメシーリョみたく大振りはいない」(清水)ことに加え、やはりアマ時代よりも軽い8オンス・グローブでの被弾を警戒してのものだ。その上で清水は「しっかり見切れれば問題はない」と力強く語っていた。
またこの日、八重樫が芸能プロダクション「プラチナム」と契約したことが明らかにされた。当日は井上尚弥(大橋)-河野公平(ワタナベ)のWBO世界S・フライ級戦とのダブル世界戦となり、さらに村田諒太(帝拳)の世界前哨戦も行われる。
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