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亀田和毅サンタクルスとスパー、来年は世界王者に

2016年12月27日 19時25分

 元WBO世界バンタム級チャンピオンの亀田和毅(協栄)が27日、都内のジムで記者会見を開き、近況報告と今後について語った。会見には元世界王者の兄、興毅さんと大毅さんも合流。協栄の金平桂一郎会長は、興毅さんを正式なマネジャーにする案も示した。

3兄弟そろい踏みで登場は久しぶり

 2015年にWBAバンタム級王者ジェイミー・マクドネル(英)に連敗し、今年は10月にメキシコで行った1試合のみだった和毅だが、この1年は体づくりにフォーカス。専門のフィジカルトレーナーにつきっきりで指導を受け、「グローブをつけることはほとんどない」というほど徹底して体をつくった。

 フィジカルトレーニングでパワーがついただけでなく、持ち味のスピードにも磨きがかかったという和毅は今月、ロサンゼルスで3週間にわたって前WBA世界フェザー級スーパー王者レオ・サンタクルス(メキシコ=米)のスパーリングパートナーを務め、26日に日本に帰国した。

 スパーは週3回、1回に6ラウンド程度だったそうで、本人の感触は「けっこうよかったと思うんですけどね」。9月には前WBO世界S・バンタム級王者ノニト・ドネア(フィリピン)ともスパーリングをしており、試合数こそ少ないものの、トップ選手と手を合わせて自身の成長を実感している。

 次戦は未定ながら、2017年に向けては「世界チャンピオンに返り咲いて、S・バンタム級で統一戦をやりたい」。加えて「S・バンタム級がベストじゃないと思っている」とも。普段61キロをキープしているという和毅は、自らのベストをフェザー級かS・フェザー級とみているそうで、対戦したい相手を問われると「ロマチェンコ」と即答。いまをときめくWBO世界S・フェザー級王者を最終ターゲットに挙げた。

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