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王者グスマンは余裕「小國に警戒するところはない」

2016年12月27日 22時02分

 31日、京都市の島津アリーナ京都(京都府立体育館)で行われるIBF世界S・バンタム級タイトルマッチ12回戦で同級5位、小国以戴(28=角海老宝石)の挑戦を受けるチャンピオン、ジョナタン・グスマン(27=ドミニカ共和国)が27日、同市内のウォズジムで練習を公開した。

マッチョポーズを披露するグスマン

 7月の王座決定戦で和氣慎吾(古口)を11回TKOで破って、22勝22KO1無効試合とレコードを伸ばした“怪物”は、小国を「警戒するところはない」と自信たっぷりだった。

 2度目の来日とあって、グスマンは7月の初来日に比べて、緊張した様子はない。入念なウォーミングアップ、縄跳びからサンドバッグ打ち、大柄なベルムデス・トレーナー相手のミット打ちと約1時間フルに動いた。強じんなバネがある下半身は充実しており、体重も「あと2ポンドだ」とウエアをめくって鍛え上げた腹筋を見せる余裕も。米ボストンのジムで6週間にわたり150ラウンドのスパーリングを積み、初防衛に万全の態勢をアピールした。

小國の写真を突きさすパフォーマンスも

 和氣戦後に強化したのはスピードとパワーと言い、小国については「ビデオを見て研究しているが、警戒するところはない。あえていえば防御がうまいことかな」と印象を語った。連続KOを伸ばすのかの問いには「勝つことだけを考えて戦っている。KOはたまたまそうなっているだけだ」とKO宣言はしなかった。小国の写真をサーベルで突き刺すパフォーマンスをする余裕も。

 グスマンは7月に戴冠したあと、日本からベルトを持ってフロリダ経由で帰国した際に空港でスーツケースに入れていたファイトマネー7万ドルが盗まれる不運に見舞われたが「サポートしてくれる人がいるし、リッチな生活を送っていた」とそれほど落ち込んではいなかった。「今回は ディフェンスしているよ」とウインクしてみせた。

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