田中恒成も予備検診、リーチはフエンテスが10cm長
2016年12月28日 16時57分
2016年12月28日 16時47分
31日、島津アリーナ京都(京都府立体育館)のダブル世界戦でWBA世界フライ級王者、井岡一翔(27=井岡)に挑戦する同級1位(暫定王者)スタンプ・キャットニワット(18=タイ)が28日、大阪市浪速区の井岡ジムで練習を公開した。
元WBA世界フライ級王者のデンカオセーン・カオウィチットをトレーナーに従えて来日したスタンプは「KOしなければ勝てないと思っている。井岡の印象はとくにないが、パンチ力で上回っているので、ビッグパンチで倒したい。警戒したいのはアッパーだ」とパワーの差をアピールした。
デンカオセーンは「まだ、経験が少ない選手だが、強いパンチをいかす試合をさせたい。強烈なパンチを発揮すれば、KOで勝てると確信している」と愛弟子を後押し。ただし「日本人選手7人と戦ってきた経験から、とにかく油断しないことだ。僕が戦ってきた相手より、井岡は強いと思っている」と気持ちを引き締めることも忘れなかった。
この日の練習は、シャドー3ラウンド、ミット打ち3ラウンド、デンカオセーンとのマスボクシング1ラウンド。体重はあと1キロだそうだが、汗はかかず、減量にやや苦しんでいるようにも見えた。
練習を視察した井岡一法会長は「拳が固そうな選手だ。右を振り回してくるので、接近戦は油断できない。足は使えないタイプなので、きっちりボクシングすれば、大丈夫」と見通しを示した。
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